Field Notice:FN70466:Firepowerソフトウェア：トラッキングされていないファイルが原因でFirepowerアプライアンスのアンマネージドディスク使用率が高くなる：ソフトウェアのアップグレードを推奨
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改訂履歴
| 改訂 | 発行日 | 注釈 |
|---|---|---|
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1.0
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2019年12月12日
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初版リリース
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1.1
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2020年3月3日
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「影響を受ける製品」および「回避策/解決方法」セクションを更新
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影響を受ける製品
| 影響を受ける OS タイプ | 影響を受けるソフトウェア製品 | 影響を受けるリリース | 影響を受けるリリース番号 | 注釈 |
|---|---|---|---|---|
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IOS 以外
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Firepower Threat Defense（FTD）ソフトウェア
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6.1
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6.1.0、6.1.0.1、6.1.0.2、6.1.0.3、6.1.0.4、6.1.0.5、6.1.0.6、6.1.0.7
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IOS 以外
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Firepower Threat Defense（FTD）ソフトウェア
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6.2
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6.2.0、6.2.0.1、6.2.0.2、6.2.0.3、6.2.0.4、6.2.0.5、6.2.0.6、6.2.1、6.2.2、6.2.2.1、6.2.2.3、6.2.2.4、6.2.2.5、6.2.3、6.2.3.1、6.2.3.11、6.2.3.11、6.2.3.12、 6.2.3.13、6.2.3.14、6.2.3.15、6.2.3.2、6.2.3.3、6.2.3.4、6.2.3.5、6.2.3.6、6.2.3.7、6.2.3.8、6.2.3.9
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|
|
IOS 以外
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Firepower Threat Defense（FTD）ソフトウェア
|
6.3
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6.3.0、6.3.0.1、6.3.0.2、6.3.0.3、6.3.0.4、6.3.0.5
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|
IOS 以外
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Firepower Threat Defense（FTD）ソフトウェア
|
6.4
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6.4.0、6.4.0.1、6.4.0.2、6.4.0.3、6.4.0.4、6.4.0.5、6.4.0.6、6.4.0.7
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|
IOS 以外
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ASA用FirePOWERサービスソフトウェア
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6.1
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6.1.0、6.1.0.1、6.1.0.2、6.1.0.3、6.1.0.4、6.1.0.5、6.1.0.6、6.1.0.7
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|
|
IOS 以外
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ASA用FirePOWERサービスソフトウェア
|
6.2
|
6.2.0、6.2.0.1、6.2.0.2、6.2.0.3、6.2.0.4、6.2.0.5、6.2.0.6、6.2.2.1、6.2.2.2、6.2.2.3、6.2.2.4、6.2.2.5、6.2.3、6.2.3.1、6.2.3.10、6.2.3.11、6.2.3.12、6.2.2.3.3 13、6.2.3.14、6.2.3.15、6.2.3.2、6.2.3.3、6.2.3.4、6.2.3.5、6.2.3.6、6.2.3.7、6.2.3.8、6.2.3.9
|
|
|
IOS 以外
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ASA用FirePOWERサービスソフトウェア
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6.3
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6.3.0、6.3.0.1、6.3.0.2、6.3.0.3、6.3.0.4、6.3.0.5
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|
IOS 以外
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ASA用FirePOWERサービスソフトウェア
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6.4
|
6.4.0、6.4.0.1、6.4.0.2、6.4.0.3、6.4.0.4、6.4.0.5、6.4.0.6、6.4.0.7
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障害情報
| 障害 ID | 見出し |
|---|---|
| CSCvo74833 | トラッキングされていないファイルが原因で、Firepowerデバイスのアンマネージドディスク領域が大きい |
事象の説明
Cisco Firepowerソフトウェアの一部のバージョンでは、トラッキングされていないファイルが原因で、Firepowerアプライアンスのアンマネージドディスク使用率が高くなる場合があります。
背景
Firepowerシステムログは、Firepowerアプライアンスを監視およびトラブルシューティングするための情報を提供します。これらのログは、日常的なトラブルシューティングとインシデント処理の両方で役立ちます。
Firepowerソフトウェアのバージョンによっては、ディスクマネージャが特定のログファイルを適切に管理できず、Firepowerアプライアンスでディスク領域が過剰に消費される可能性があります。この問題は、(/ngfw/)/var/sf/detection_engines/<uuid>/instance-*/ディレクトリ内のログファイルに影響を与えます。
通常、次のファイルがこの問題の原因となっています。
- fileperfstats.log.*
- ssl-certs-unified.log。*
- ssl-nse-debug.log。*
- ssl-stats-unified.log。*
Firepower Management Center(FMC)のヘルスモニタリング機能を使用すると、ディスク領域使用率が高い場合に電子メールアラートを設定できます。詳細については、『FMC設定ガイド』を参照してください。
事象の症状
この問題が発生しているFirepowerアプライアンスについて、管理対象外のディスク領域が多いことを示すヘルスアラートがFMCによって表示されます。ディスク領域使用率が高い場合のFMCヘルスアラートの例を次に示します。
暫定的な回避策と解決策
シスコでは、Firepowerソフトウェアをバージョン6.4.0.8以降にアップグレードすることを推奨しています。
または、Expertモードに入り、影響を受けたログファイルを手動で削除し、次のコマンドを使用してFirepowerアプライアンスのディスク領域を解放します。認定リリースを必要とするお客様は、Firepowerバージョン6.4.0.8以降のリリースが認定を完了するまで、このソリューションを検討してください。
Firepower Threat Defense(FTD)デバイスでは、次のコマンドを使用します。
- rm -rf /ngfw/var/sf/detection_engines/<uuid>/instance-*/fileperfstats.log。*
- rm -rf /ngfw/var/sf/detection_engines/<uuid>/instance-*/ssl-certs-unified.log。*
- rm -rf /ngfw/var/sf/detection_engines/<uuid>/instance-*/ssl-nse-debug.log。*
- rm -rf /ngfw/var/sf/detection_engines/<uuid>/instance-*/ssl-stats-unified.log。*
非FTDデバイスの場合は、次のコマンドを使用します。
- rm -rf /var/sf/detection_engines/<uuid>/instance-*/fileperfstats.log。*
- rm -rf /var/sf/detection_engines/<uuid>/instance-*/ssl-certs-unified.log。*
- rm -rf /var/sf/detection_engines/<uuid>/instance-*/ssl-nse-debug.log。*
- rm -rf /var/sf/detection_engines/<uuid>/instance-*/ssl-stats-unified.log。*
注： <uuid>プレースホルダを、特定のアプライアンスに割り当てられている汎用一意識別子(UUID)に置き換えてください。
エキスパートモードの使用方法とUUIDの決定方法の詳細については、『Cisco Firepower Threat Defenseコマンドリファレンス』を参照してください。
詳細情報
この Field Notice に関するご質問などのお問い合せにつきましては、お手数ですが、次のいずれかの方法で シスコシステムズ TAC（Technical Assistance Center）にお問い合せください。
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